保湿ケアやエイジングケアを助ける食べ物
身体は食べた物から出来ているので、お肌を良い状態に保つためにはバランスの取れた食生活を送ることが必須条件です。
そして、保湿ケアやエイジングケアで、自分のお肌に合った化粧品を探してスキンケアを続けることも重要です。
しかし、化粧品を使った外からのスキンケアケアと同時に、これらの効果を助ける食品を摂取することで、身体の内側からもお肌を整える手助けができます。
保湿ケアやエイジングケアを助けて、お肌に良い効果を表す食べ物について解説します。
保湿ケアを助ける食べ物
お肌の保湿に有効な栄養素の1つがセラミドです。
セラミドはお肌に存在する脂質の一種で角質層の水分量を保持し、外界の刺激からお肌を守る役割を持ち、保湿化粧品に多く含まれていることで有名な成分ですが、保湿化粧品だけでなく食材から摂ることも可能で、胚芽部分があるお米や大豆に多く含まれています。
また、大豆は女性ホルモンに近いイソフラボンという成分が抽出され、お肌の保湿に効果的な成分として化粧品に配合されている大豆レシチンの主成分としても知られています。
ほかにも、野菜なら小麦やほうれん草、乳製品はヨーグルトなどにもたくさん入ってるので、普段の食事から積極的に摂るようにしましょう。
そして、これらの食べ物は、お肌に良い効果を出すだけでなくダイエット効果や便秘解消にも効果的な食べ物とも重複しているので、毎日の食事に摂り入れてみましょう。
エイジングケアを助ける食べ物
乾燥によるシワなどエイジングサインの予防に有効な栄養素として美容業界で常識的なのが、ビタミンAです。
ビタミンAは脂溶性ビタミンで、お肌や粘膜部分の潤いを保つ役割がありますが、不足するとお肌表面の細胞が水分を保てなくなり、乾燥による外からのダメージを受けやすくなります。
動物性のビタミンAであるレチノールは、レバーや卵に多く含まれています。
ほかにも、牛乳やバター、チーズなどの乳製品にも多く含まれ、エイジングケア以外に様々な美容効果があり、美容関係者でも毎日の食事に必ず入れているという人も少なくありません。
また、カロテンは植物性のビタミンAで構成され、色の濃い緑黄色野菜のかぼちゃやニンジンに含まれていて、海藻類でワカメや海苔などに豊富に含まれています。
間違った食事制限ダイエットはお肌にも悪影響
ダイエットを試みて、お肌がカサカサになるという経験をされた方も多いと思いますが、その原因のほとんどが脂質などの油抜きの食生活です。
また、プロボクサーの選手が試合前の減量の為、食事や水分の摂取を極端に制限することで、お肌がカラカラに乾燥してしまった話などを聴かれた事がある方もいるかもしれません。
油分はカロリーが高くて食事制限などでカットするのがダイエットの定番とされています。
しかし、動物性タンパク質などに含まれる脂質が、お肌の新陳代謝を促がすためにも必要最低限な量まで不足すると、お肌にも乾燥などの影響が現れてきます。
このように、間違ったダイエット方法では、栄養不足で身体全体の代謝機能を低下させたり、慢性的な便秘を引き起こすなど健康面や美容面にとって悪影響でしかありません。
そのかわり、不飽和脂肪酸は身体に脂肪として溜まったり、ニキビの原因になることが少ないと言われます。
不飽和脂肪酸は、オリーブ油や紅花油などの植物由来の油や、青身の魚、ナッツ類などに多く含まれています。
パンを食べる時はマーガリンでなくオリーブ油を使う、小腹が空いた時はナッツを摘むなど、ちょっとした工夫でダイエットしながらお肌の乾燥を防ぐこともできるのです。
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