敏感肌　赤み(赤ら顔)　バリア機能

敏感肌の赤みやピリピリの原因と肌のバリア機能の低下

敏感肌の赤みやピリピリ改善の保湿化粧品ランキング

『肌のバリア機能が低下して肌が荒れている』とよく言われていますが、実際バリア機能とは一体何なんだろうと思う方も多いはずです。

肌のバリア機能は、文字通りお肌を守るための効果で、敏感肌や乾燥肌の人で肌の赤みやピリピリ感がある人の大半は、お肌の内外から守る役目であるバリア機能低下が原因と言えます。

しかし、一度、乾燥肌や敏感肌になってしまい、バリア機能が低下してしまうと、肌細胞そのものがバリア機能を形成するために必要な水分を貯えられない悪循環が発生してしまいます。

さらにもう１つの悪循環として、どうしても赤ら顔の状態をフォローするためにファンデーションを重ねすぎてしまい、それ肌がへの負担となる刺激にもなってしまいます。

そうなると、今以上に敏感肌や乾燥肌で肌コンディションが悪くなってしまうので、なるべく早い段階で、保湿化粧品などを使った保湿ケアが重要になってきます。

保湿が足りない乾燥した肌に表れるデメリット

また、敏感肌や乾燥肌の方は、花粉、ハウスダスト、粉塵などの外部刺激となる物質が、非常に毛穴に入りやすいという点もあるので、肌への負担は少なく毛穴に詰まった汚れまで、しっかりとケアをするクレンジングも大切です。

そして、メイクの残りだけでなく肌に付着した外部刺激で、赤みやピリピリ感の原因となる花粉や粉塵などを充分に落とすクレンジング力は必要なのですが、その反面で肌表面を疲れから労わる必要もあります。

また、お肌のバリア機能が低下するのは気温の低下と同時に湿度の低下で空気が乾燥しやすい冬に多いと思われますが、それだけではありません。

逆に、気温や湿度が高い夏であってもエアコンの冷房が効き過ぎる室内に長時間いることも、お肌を乾燥させてバリア機能を低下させることと同時に、皮脂だけが分泌されてTゾーンがテカるインナードライ肌の原因にも繋がります。

エアコンの冷暖房による肌乾燥ダメージと保湿ケア

また、エアコンに左右されるほど肌のバリア機能が低下している敏感肌や乾燥肌の方に共通しているのが、角層内で水分を蓄える役目を持つ保湿成分セラミドが不足しているという点です。

そのため、肌のピリピリ感や赤ら顔の改善も目的にした保湿やエイジングケア化粧品を選ぶ場合は、化粧品の成分にセラミドが配合されているか？という点を確認することもオススメします。

皮脂と保湿した水分の２つのバリアがお肌を守る

私たちは肉眼で見ることはできませんが、肌のバリア機能は肌内（角層）に含まれてる水分が蒸発しきってしまわないように守ったり、紫外線、花粉、ハウスダスト、粉塵など外部からの刺激から肌を守ったりする機能の事で、バリア機能が働いているか否かで肌表面の角層の状態にも大きく影響します。

特に紫外線からの保護は、将来的にシミやくすみなどの肌トラブル原因になるメラニン色素の生成を抑えるので、お肌の美白という部分にも深く関連しています。

紫外線がシミなどの肌トラブルを起こす理由（別サイト）

最近では、春先の黄砂だけでなく有害物質であるPM2.5まで偏西風で中国大陸から飛散してくる状態で、その量も確実に増加傾向になっていることもあるので、ますます肌を守るバリア機能の働きが重要になってきます。

そして、バリアの機能は何層にもできていて、第一次バリアは皮脂膜と呼ばれているもので、肌の水分の蒸発を防いで肌への刺激をカットしています。

第二次バリアは細胞間脂質と呼ばれているものです。

あまり聞き覚えのない言葉ですが、この細胞間脂質は角層内の水分保持に必要なセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなど、肌の保湿やエイジングに重要な成分をたくさん含んでいるので、とても重要な役割をしています。

生まれたての赤ん坊は、まだ皮膚バリアができていないので、肌が弱く敏感です。

そして、敏感肌や乾燥肌の原因のほとんどが、皮膚バリアの低下にあると言われています。

第一次の皮膚バリアが弱ると、肌の水分が蒸散しやすく、外部刺激に弱い肌になってしまい、少しの刺激で肌荒れが起きやすく、肌表面の炎症で顔が赤みがかって肌がピリピリするなどのゆらぎ肌になってしまいます。

しかし、逆にバリア機能が正常ならば、少しのことで肌が荒れることはありません。

さらに、敏感肌や乾燥肌の方で、肌コンディションを改善するために色々な保湿化粧品を試してみたけど、イマイチ効果を実感できないという話を聴きます。

これも、保湿化粧品を使って本当は肌内に留まるはずの肌に良い効果を出す保湿化粧品の配合成分が、肌内に浸透して効果を発揮する前にバリア機能が低下していることで水分と同じように肌外に蒸散するためです。

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バリア機能の低下は肌の老化を早める

肌のバリア機能の低下は、過度の洗顔や日々の生活でも影響していきます。

肌表面の皮脂を落とし過ぎてしまったり、著しく肌を傷つけることで、肌のバリアも低下してしまいます。

また、バリア機能が低下して肌の水分蒸発が早ければ、しわ、シミ、たるみ、ほうれい線など肌の老化原因にも繋がってしまいます。

また、バリア機能が低下する乾燥肌や敏感肌の状態を放置していると、汚れた皮脂や空気中のホコリや花粉などが毛穴に詰まり、大人ニキビ（乾燥ニキビ）を引き起こす原因にもなります。

乾燥肌や脂性肌の肌トラブルと大人ニキビの改善

しかし、しっかりバリア機能が働いてると、乾燥肌や敏感肌の肌荒れに悩むことはありません。

また、保湿化粧品の保湿ケアでバリア機能が回復すると、古い肌から新しい肌に再生させる、肌のターンオーバーも活発になります。

エイジングケアを左右する肌のターンオーバー

そのため、エイジングケアの１つとしても、バリア機能の回復はとても重要な部分です。

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