敏感肌の改善に効果的な保湿化粧品や保湿ケア
敏感肌と乾燥肌は似ていて非なるものです。
しかし、もともと乾燥肌の人が状態が悪化して、敏感肌になる可能性はあります。
敏感肌は、乾燥肌以上に外部の刺激に弱いので、乾燥肌の人が普通に使える物だったとしても、敏感肌の人には肌荒れの元となってしまう可能性もあります。
ただ、敏感肌というのは医学的には、あまり定義が確立されてなく刺激に弱い肌のことを指して言いますが、基準というのは特にないのです。
しかし、以下のチェック項目に3つ以上あてはまるものがあれば、敏感肌の可能性が大きいと言われています。
敏感肌度チェックポイント
- 最近、夕方近くになるとメイクが崩れやすくなる。
- 夕方になると小じわやたるみ、毛穴の開きが目立つ。
- 人間関係のストレスで肌コンディションが低下する。
- 仕事のストレスで肌コンディションが低下する。
- 生理前後の肌の状態が不安定(揺らぎやすく)になる。
- 基本的に乾燥肌の状態であることが多い。
- 季節の変わり目の肌が荒れが多かったり、乾燥肌の状態が多くなる。
- 化粧品が急に肌にしみたり、肌が赤く(赤ら顔)なることがある。
- 洗顔後に肌のつっぱりを感じることが多い。
- 肌がカサつきやすく、空気が乾燥している時は粉をふいたようになる。
- 屋外から屋内に戻った時のエアコンの温度・湿度変化で肌が揺らぐ。
- 過去もしくは現在、アトピー性皮膚炎と診断されたことがある。
敏感肌に表れる症状と原因
最近は、不規則な生活習慣や過度な精神的ストレスやお肌の疲れによって敏感肌になることは多いですが、敏感肌と気付かない方も多いです。
また、敏感肌の方に多い症例として、気温や湿度が日によって大きく変わる季節の変わり目に肌が揺らいで、赤みやかゆみが表れることがあります。
敏感肌の判断基準のひとつとして、自分の髪が肌に触れてかゆいと感じてしまったり、今まで利用していた化粧品がヒリヒリと感じたりすれば、高確率で敏感肌の可能性があります。
だからといって、敏感肌の改善を諦めてはいけません。
そのまま敏感肌状態が続けば、今以上に肌は乾燥して炎症を起こしたりして、シワ・たるみ・ほうれい線などが表れやすく、老化の進みも早いです。
このように、敏感肌が肌への外部刺激に過敏に反応する原因は、肌を外部刺激から守るためのバリア機能が低下していることにあります。
そのため、敏感肌の方はバリア機能を回復させるためにも、保湿化粧品を利用した保湿ケアをしっかりやっていく必要があります。
敏感肌で保湿ケアをする場合の注意点
敏感肌は刺激に弱い状態になってるので、保湿ケアで使う化粧品では、なるべくアルコールが含まれているものや、添加物が多い化粧品は避けた方が良いです。
できれば、無添加物で保湿成分の中でも優れた成分のセラミドなどが配合されている化粧品を選ぶことをお奨めします。
化粧品に関しては、敏感肌の方はアレルギーも出やすい状態ですから、本格的に利用する前に試供品などを利用して、パッチテストも行った方が確実です。
保湿ケアとしては、夜は保湿クリームなど利用したり、たまには集中ケアとして顔パックなどを利用したりすることで、より肌への保湿効果が高まります。
また、保湿化粧品のケアも大事なのですが、それ以上に規則正しい生活習慣やバランスの良い食生活も肌コンディションの土台を作るには大事なことなので、化粧品だけに頼ることなく、他の面でもケアしていくことが理想的です。
ほかにも、敏感肌の悩みを抱えている方で比較的に共通しているのが、慢性的な便秘の悩みを抱えている方が多いということです。
ご存知の方も多いと思いますが、慢性的に便秘の状態が続いていると、非常に肌が荒れやすく吹き出物などが頻発したり、おなかがポッコリ出てしまうなど美容面や健康面で色々な便秘の悪影響が出てしまいます。
そのため、敏感肌と同時に慢性的な便秘の悩みを抱えられている方などは、根本的な部分から肌コンディションを低下させている便秘を解消されてください。
このように、身体の外側からも内側からの改善で敏感肌の根本改善を目指してください。
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